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建設工事現場の現況・進捗、お客さまの声など、スタッフからの現場に密着した情報をお届けします。

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  • 2021.10.15

    「野沢温泉 長坂ゴンドラリフト」に乗車してきました。

    はじめまして、WEB担当Mです。

    日本ケーブルの製品や社内の様子、グループ施設などを皆様に紹介していくブログをはじめました。

     

    記念すべき第1回目は、当社製品の紹介です。

    先月、長野県の野沢温泉スキー場、長坂ゴンドラリフトの社内用広報写真の撮影に行ってきました。

    長坂ゴンドラリフトは昨年12月より運行を開始しました。

    これは快適性を追求したハイエンドモデルのゴンドラで、キャビンの揺れ等を従来型のゴンドラよりも抑え、ファーストクラスの乗り心地を実現しています。2018年に運行を開始した新潟県石打丸山スキー場のサンライズエクスプレスと同じD-lineと呼ばれるモデルで、国内では2基目となります。

     

    夏の長坂ゴンドラリフトでの注目ポイントは、

    全80台の内2台運行している床面がガラス製のキャビンです。

    当社では「グラスフロアキャビン」と呼んでいます。

    これがグラスフロアキャビンです。
    通常仕様と同様の全面大型アクリルガラス採用のパノラマビューに加えて、
    床面もダイナミックなグラスフロアとすることで大迫力の空中散歩を
    お楽しみいただけます。

    こちらが標準仕様のキャビンです。
    こちらも快適性は変わらずにご乗車いただけます。

     

     

    ※撮影のために安全を確保した上で撮影しております。
    実際のゴンドラ内では座りながらお楽しみください。

     

     

    これがスリル満点で谷底なども丸見えですが、

    途中の一番地面から離れたところでなんと約80m!

    建物の約20階分の高さがあります。

    標準仕様のキャビンと比べると圧倒的な迫力です!

    もちろんゴンドラのフロアガラスは頑丈に作られており、

    ガラスの厚さは31mmと自動車のフロントガラスの約10倍の厚みで

    強度を充分に確保して安心して乗車いただける仕様です。

     

    もう一点このグラスフロアキャビンと標準仕様のキャビンに違いがあるのですが、

    お気づきでしょうか?

     

     

    →椅子の間隔に違いが…

     

    クラスフロアキャビンの定員は8名、通常のキャビンは10名と2名減になっています。

    この差は、本体重量にあります。

    通常のキャビンが約870kg、クラスフロアキャビン本体は約1040kgと、+170kgなのでその重量分定員が少なくなっています。これはキャビン1台あたりの総重量が決められているため、その上限を超えないよう乗車定員を減らしています。8名乗車としたことにより、さらに余裕のあるシート幅とグラスフロアの大迫力で景色をゆったりと楽しんでいただける嬉しい仕様となっています。

     

    野沢温泉スキー場様、撮影のご協力ありがとうございました。

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