はじめまして、WEB担当Iです！

群馬県の草津温泉スキー場に今年新たに建設された、「パルスゴンドラ天狗」の竣工式が12月13日に行われ、その撮影に行ってきました。

天気は快晴！絶好の撮影日和でした。
（当日はまだ雪化粧とはなりませんでした…）

「パルスゴンドラ天狗」は、連なる8人乗りキャビン3台を1グループとして、等間隔で4グループ（計12台）がワイヤロープに固定して吊り下げられており、山麓から山頂までの所要時間は約2分です。

「パルスゴンドラ天狗」全景（山麓より）

パルスゴンドラは、山麓と山頂の停留場でお客様が乗降する際には、循環するワイヤロープが減速または停止し、乗降が終わると再び規定の速度まで加速します。

「パルスゴンドラ天狗」では、キャビンが等間隔で取り付けられており、山麓と山頂の停留場では、それぞれ同時に1グループずつが到着しお客様が乗車します。その際、線路中間で他の2グループがすれ違い、スピードが落ちるため、そちらに乗車中のお客様はゆっくりと外の景色を楽しむことができます。

山頂停留場

中間地点で減速してすれ違う2グループ

山麓停留場

この加減速する一連の動きが英語で「脈を打つ」という意味の「pulse（パルス）」の動作に似ているためこのタイプの製品を当社では「パルスゴンドラ」と呼んでいます。

国内のパルスゴンドラは他にも、ニセコビレッジ（北海道）の「アッパービレッジゴンドラ」や志賀高原（長野県）の「志賀高原リゾートゴンドラ」、姫路セントラルパーク（兵庫県）の「スカイサファリ」などがあります。

私も実際に乗ってみました！
「パルスゴンドラ天狗」は、小さなお子様や高齢者の方、足の不自由な方でも乗降しやすいよう、停留場にスロープが設けられており、またホームとキャビンの隙間も小さく、オールシーズンだれでも安心して楽しめる乗り物となっています。

乗降がスムーズにできるキャビン（左）と段差のないスロープ（右）

また先頭のキャビンは床がグラスフロアになっており、真下が見え、宙を浮いている感覚が味わえます。

天狗山ゲレンデを見下ろすことができるグラスフロア（左）と、下から見上げたキャビン（先頭がグラスフロア）（右）

草津の景色を眺めつつ、快適な空中散歩を楽しむことができました。今度は雪が積もったときに行ってみたいと思います。
みなさんも草津を訪れた際はぜひ、「パルスゴンドラ天狗」に乗ってみてください！